ナニワ金融道1話ネタバレ感想解説「会社が倒産してもうた」

幼い頃から金の貸し借りはするなと言われてきたはずが、社会に出たとたん、至る所で金を借りるように仕向けられます。

汚い大人が跋扈する資本主義。知識のない人間は搾取されていくだけ。

ナニワ金融道のネタバレ考察と感想をまとめていきます。まずは第1話です。

「ナニワ金融道」は大人の教養!

ナニワ金融道1話のネタバレあらすじ内容

  • 主人公・灰原達之が働いていた「スピード印刷社」が資金繰りに失敗し、社長が夜逃げ。
  • 灰原は「蜂蜜商事」に再就職の為、面接をするも断られる
  • 2回サラ金に手を出していたことが理由(前社の資金繰りに協力して借りただけだった。完済もしている)
  • 何社も金融業の会社に落ちる灰原。
  • 最後にヤのつく系の「帝国金融」に辿りつく

資金繰りに窮するスピード印刷社の倒産

灰原の勤務先、スピード印刷社では毎月20日になると資金繰りに奔走していた。

手形取引で何とかしていた社長であったが、取引先に裏切られる。そのせいで決済資金が期日までにあと10万円足りない。

社長は、社員の灰原に頼んで10万円をつまんでくるように指示。

灰原も断ることなく、協力して10万円借りてきた。
お金はきちんと返済したものの、灰原がサラ金から10万円をつまんだという事実は記録されてしまうのであった。

——その記録が後の転職活動に悪影響を及ぼすとも知らずに。

 

結局、手形で事故を起こした社長は夜逃げをした。

金融業への転職活動が上手く行かない灰原

灰原は次の転職先として金融業を希望した。履歴書を整え、金融の知識をきちんと勉強し、準備万端で「蜂蜜商事」の面接に挑む。

勉強してきたおかげで、筆記試験は満点。面接担当者の印象も上々。
これは確実に内定―—かと思いきや、

断られてしまった。

先のサラ金から10万円つまんでいた記録が見つかり、一度手を出す奴はまた手を出すから…と。

灰原は自分の為に借りたわけではなくて、勤めていた会社の資金繰りのために借りてあげただけだったが、蜂蜜商事はそんな事情をもちろん知らない。

筆記試験が満点だったのに雇ってもらえない理由を灰原は問い詰める。

“雇うか否かは会社の勝手だ” と圧をかけられた灰原は黙るしかなかった。

その後、いくつも金融系の会社を受けるも不合格。
勉強して試験もこなしているのに、立て続けに落とされる理由が灰原には分からず、むしゃくしゃしているさ中「帝国金融」の社員募集を見かける。

灰原、帝国金融との出会い

これで金融系にチャレンジするのは最後にしようと気合いを入れた。
「帝国金融」の面接に向かうと、そこには派手な見た目の2人に両脇をかかえられて連行される、しょぼくれたおっさんがいた。

——会社の入り口からはドスの効いた怒鳴り声が聞こえる。

(やばいかもしれない…)と感じた灰原だったが、すぐに面接に案内される。

社内へ入ると、社員たちが飛んだ債務者に対する追い込みの相談をしている最中だった。

社長に話しかけられた灰原は、その追い込みの現場を見学することになった。

先輩社員・高山に連れられて、灰原は金融の世界へ足を踏み入れていくのであった。

ナニワ金融道1話のネタバレ考察&伏線

灰原が印刷社勤務時、社長の資金繰りに協力するために何げなく借りた10万円は、転職活動の足を引っ張る伏線でした。

サラ金からつまむということは、たとえ金融事故を起こさずにきちんと完済したとしても、その後の人生に悪影響を及ぼしてしまいます。

そんなことには考えも及ばない灰原は、軽い気持ちで借りてしまいます。

これから金融に手を出してしまう情弱なお客さんたちの転落人生を象徴しているかのようですね。

 

帝国金融で社長に、”エグいことをすることもあるけど平気?” という旨の質問をされた灰原は、第2話で追い込み現場に同行します。

いったいどんな”エグいこと”に巻き込まれるのでしょうか。

ナニワ金融道1話のネタバレ感想

「サラ金に手を出したら人生終わり」という話はよく聞きます。

現在ではかなり規制されて、恫喝だったり暴力的なことはできなくなってはいますが、情弱なお客さんにリボ払いをさせたり、元本の減っていかないローンを組ませたりして、絞る構造自体は変わっていません。

見た目がクリーンになっただけで、やっていることは一緒です。

ナニワ金融道では、世の中の汚さと残酷さと救いのなさを、正面からぶつけてくるストーリーに仕上げられています。

▼第2話のネタバレ

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