ナニワ金融道2話ネタバレ感想解説「払わん方が悪いんじゃ!」

ナニワ金融道2話のネタバレ解説と感想です。

初めて追い込み現場に同行した灰原が見た光景とは…?

ナニワ金融道2話のネタバレあらすじ内容

  • 孫請土木の社長は振り出した全5枚の手形の内、3回目の期日に間に合わなかった為、帝国金融が訪問。
  • 娘の嫁ぎ先へ行き、何とか準備してきたお金で3枚目の手形は買い戻せた
  • と同時に、帝国は4枚目と5枚目の買戻しも今この場でするように要求
  • 契約書には履行遅滞があれば、期限の利益を全て喪失する条項が入っていた
  • 連帯保証人への取り立てをちらつかされ、社長は観念。
  • 灰原の入社祝い。

取引先の入金が遅れたせいで不渡りを出した社長

今回の債務者は孫請土木の社長。

帝国金融の一同が債権書類をそろえて現場に向かう。

ちょうど今帰ってきたばかりの社長。逃げも隠れもしないと堂々と答えるも、遅れているのは事実。

どうやら取引先が入金を遅らせてきたために、資金繰りに困っていた模様。

 

—―過去に不渡りを1回出している社長は、2回目の不渡りを出すわけにはいかない。手形不渡りは2回出した時点で銀行取引停止という重い処分があり、そうなると倒産したも同然の状態になるからだ。

何とかお金を作ってきた社長だったが…

娘の嫁ぎ先まで行き、亭主に内緒で定期預金を解約させ、なんとか金策を取った社長は、全5枚の内、3枚目の手形買戻しをした。

 

帝国金融側も、払ってくれるなら問題ないと、穏便に手続きは終了——かと思いきや、

帝国金融は4枚目と5枚目の手形(合計176万円)買戻しもこの場で行うように要求。

 

契約書に書かれていた期限の利益の喪失

まだ期日未到来ではないかと騒ぐ孫請土木の社長に、帝国金融の高山が保証契約書を突き付ける。

そこには小さな文字で「第2条 期限の利益の喪失」の条文が盛り込まれていた。

一度でも手形事故を起こした場合は、すぐに全額を支払わなければならないという契約内容になっていたことを把握していなかった社長は、「そんなことは知らなかった」と帝国側に伝える。

今残りの手形を払ってしまったら、従業員の給料も払えなくなる。

資金がショートして、確実に倒産してしまう。

 

帝国はそれも分かった上で、金を要求する。

 

——孫請土木が倒産することなど、帝国金融には一切関係ない。金さえ回収できればそれでよい。

 

どのみち倒産するのだから、金があるうちに全部回収してしまおうとの魂胆。

連帯保証人への取り立てをちらつかされる

払わないならば連帯保証人のところへ行く、と伝えると、社長は自分との話し合いがついていないのに保証人のところに行くのはおかしいと主張。

——社長は、「連帯保証人」と「保証人」の違いを分かっていなかった。

奥さんの泣きが入り、社長は観念

ボロボロで無理やり経営している姿が見るに耐えないし、もうあきらめようと畳みかける奥さん。

全てを取られてもええ、天国に持っていけるわけでもないのだから——。

 

社長は残りの176万円を帝国に全額渡した。

灰原が入社

灰原は帝国金融に入社することになった。

 

スナック「北新地CLUB SHITAGOKORO」で入社祝いが行われた。

先程、孫請土木の社長から搾り上げたお金の一部で飲み食いする一同。

 

酒を片手に、これは追い込んだ金ですよね?と質問する灰原に、帝国金融の社長・金畑は金融屋の心構えを伝えた。

どんな金でも金は金や!!

 

翌日、

指示された新規開拓の為のテレアポ営業を行う灰原は、さっそく次の”カモ”候補を引いたのだった——。

 

ナニワ金融道2話のネタバレ解説と考察

今回の学びは、大きく2点。

  1. 契約書の条項を読まない大人
  2. 連帯保証人と保証人の違い

契約書を読まなかったり、連帯保証人と保証人の違いすら認識していない社長は、帝国金融にまんまと喰われてしまいました。

支払えなくても夜逃げせず、恥を忍んで娘にお金を借りに行き、しっかりと筋を通す社長は漢としていて男らしい性格。

しかし、”良い性格”などビジネスの前には無関係。知識がなく、頭が弱い者は、知識がある者の養分になるしかないのです。

期限の利益の喪失

一度でも支払期日に間に合わなかった等の手形事故を起こした場合、残りの債務を直ちに支払わなければならなくなる条項です。

債務を分割して定期的に支払っていく契約内容のときに、盛り込まれていることが多いです。

本来の支払い期日まで待ってもらえるという債務者の利益(=期限の利益)が失われるという意味で、「期限の利益の喪失」と呼びます。

連帯保証人と保証人の違い

「連帯保証人」は、主債務者と同じ責任を負います。

債権者は、債務者本人に請求する前に、連帯保証人に請求することすら認められています(民454)。

他方、単なる「保証人」の場合は違います。「まず債務者に請求してくれ」との反論をすることが認められていますし(催告の抗弁、民452)、支払う財力があるのに債務者が返済しなかった場合には、「まず債務者の財産に強制執行して回収するのが先です」との反論(検索の抗弁、民453)もできます。

連帯保証人には、これらの権利が一切ありません。請求されたら黙って支払うしかありません。

言葉は似ていますが、責任の重さが全く違います。

ナニワ金融道2話のネタバレ感想

知識の無い者は、知識のある者に喰われます。

小さい字で書いてあるから読まなかった、法律を知らなかった、そんな契約内容になっているなんて知らなかった——知らない方が悪いんです。

大人になってから勉強しないのは罪です。

金をふんだくられるのは、勉強不足・知識不足に対する罰です。

ちなみに、税金を取られまくるのも一緒。税金について学ばなかった罰として、余計に取られるのです。

▼第3話

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