ナニワ金融道3話ネタバレ感想解説「カモが荷物まとめて夜逃げした!」

ナニワ金融道3話のネタバレ解説と感想です。

灰原が初めて自分で獲得した”カモ”!カタ・・に嵌めるまでの一部始終を目の当たりに

ナニワ金融道3話のネタバレあらすじ内容

第3話のダイジェストです。
  • 灰原が初めてお客さんをつかむ
  • 月2分といいつつ、36万円の10回払いという超高利率で、高橋に300万円を貸し付ける桑田
  • 「日本はバレなければ何をしても良い」
  • 高橋がとんだ
  • 高橋の長女に追い込みをかけに行く

灰原、初めての「カモ」高橋

電話営業で初日からさっそく「カモ」を引いた灰原。電話口を先輩・桑田に代わってもらう。

300万円欲しいという客に対し、「月2分(2%)」と答えつつ「36万円の10回払い」と伝える桑田。

帝国の計算では、10回目の返済が月2%どころか月20%になってしまう。

しかし、そんなことは焦っている客・高橋には関係ないのだ。

 

調べてみると、高橋は既に他の金融機関から600万円もつまんでいた上、自宅建物には4番抵当までついていた。

高橋には、長女・正子がいることが判明。市役所勤めだったので、金畑社長は、正子を保証人につけさせることを条件に、300万円の貸付を許可した。

高橋の元へ向かう桑田と灰原

日本は、金持ちになりさえすれば何をしてもよい国だと言う桑田。

パンチパーマのいかつい出で立ちと異なり、お金と信用をかなりしっかりと管理している。

桑田は、定期預金を毎月10万円、銀行に入れている。

お金とともに、銀行に対する信用もためているのだ。

 

——貧乏人は、金持ちが作った法律に従わされ、踏みにじられる。貧乏なんてしてはいけない。

 

高橋の自宅に向かう前に、昼食をとる2人。

桑田はお会計を、これから高橋に渡すはずの300万円の中から払った。

焦る灰原に、「見つからなかったら許される、見ておけ」とニンマリ。

高橋の自宅にて

銀行営業時間は15時まで。

高橋の元に、桑田と灰原がようやく到着した。

契約書と委任状へのサインを求める。

桑田はなぜかゆっくり手続きを進めている。

 

—15時が迫る。

300万円の領収書をしっかり受け取った桑田は、ようやく貸金を高橋に渡した。ランチ代で使い込んだ1万円を差っ引いた299万円の現金。

焦る高橋は桑田から現金を受け取ると、枚数を検めずに「急いでるから」とそのまま外へ出て行った。

 

使い込みはバレなかった。

後から1万円少ないことに気がついても、300万円の領収書をもらっているから、高橋はもはや反論できない。証拠を揃えているのは、桑田の方なのである。

そして、銀行窓口で1万円足りないことに気がついても、1万円くらいの金額ならすぐに調達できるし、払い込みもどうにかなるだろう——と。

そこまで桑田の計算通りだった。

高橋がとんだ

4回目の支払いを前に、高橋がとんだ。

自分の最初の客に追い込みをかけねばならないことに戸惑う灰原。

 

自分で蒔いた種だ、と自分を奮い立たせる。

桑田と共に、保証人になっている長女・正子の元へと向かった。

ナニワ金融道3話のネタバレ解説と考察

第3話から学べるポイントはこちら

  • 4番抵当権
  • 金利の計算(月2分が何に対してかかっているのか)

4番抵当権とは何か

抵当権は、それを設定した不動産の売却代金から優先的に弁済を受けられる権利です。

 

抵当権の設定された不動産は、被担保債権の弁済が満足にされなければ、競売にかけられます。

売れた代金は、順位が高い1番抵当権から充当されていきます。

金利の計算 月2分を元本基準で計算する帝国金融

灰原と桑田の金利に関するやり取り、理解できましたか?

灰原「月2分の金利だったら安いですよねー」

桑田「アホウ
36万の10回払いやから最初の1回は確かに月2分や」

灰原「アッ そうか
最後の10回目は30万に対して6万
実に月2割ということですね」

毎月返済していけば元本は減っていきます。分かりやすくするため、細かいことを省いて説明すると、返済して減った残元本に対して翌月の利息がかかるはずです。

借入が300万円で、1ヶ月目に30万円返済したとします。すると残る元本は「300万円ー30万円=270万円」です。この270万円に対して2%の利息がかかるので、払う利息は元本の返済を経るごとに少なくなっていくはずです。

しかし、帝国金融の計算では「36万円の10回払い」。

残元本ではなく、借入金額300万円に対して2%が毎月かかり続けます。元本は減っているはずなのに、利息は減らないカラクリになっています。

灰原の発言「30万に対して6万円」というのは、9回目まで滞りなく返済した場合、残りの元本は「300万円ー(30万円×9回)=30万円」です。

そのため、普通の金融機関であれば「30万円×2%=6000円」となり、利息は6000円しか取れない計算になります。

でも、帝国金融は36万円の10回払いの契約ですから、10回目・最後の月も36万円を支払わなければなりません。

つまり、30万円の債務に対して6万円の利息です。ということは「6万÷30万円×100=20%」で、利率は月20%(月2割)ということになります。

ナニワ金融道3話のネタバレ感想

金利の計算ができないと、自分が払っているお金が元本の返済に充てられているのか、単に利息を払っているだけなのか把握できません。

元本を減らさなければ、借金は終わりません。

月々に返済した合計金額のみに捉われてしまうと、きちんと元本を減らせているのか分からず、長い間返済に苦しむことになります。

利息がどのように計算されているのかに意識を向けないと、本編の高橋のように、月2分といいつつ気づいたら月2割の利息を払っていた…なんてことになります。

消費者金融から引っ張って、それを返済している方がもしいらっしゃったら、元本がどのくらいまで減っているのか確認することをおすすめします。